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ISSコラム

column by iss

2026年8月の主な攻撃キャンペーン

Storm-1175によるStormEncryptor展開

Microsoftの調査として報じられたStorm-1175は、N-able N-centralの認証バイパス脆弱性CVE-2026-18577を初期侵入に使った可能性があり、その後AnyDeskまたはSimpleHelp、Advanced IP Scanner、Mimikatzを利用して短期間で窃取と暗号化へ進みます。確認された攻撃では新しいStormEncryptorランサムウェアが使われています。N-central管理サーバーの更新だけでなく、RMM配下の全端末、技術者アカウント、ファイル配布、サービス作成、Cloudflared等の痕跡を調査する必要があります。

SharePoint脆弱性チェーンとランサムウェア利用

8月にはSharePointの認証バイパスCVE-2026-55040とRCE CVE-2026-63520の連鎖に対する探索が観測され、既存のCVE-2026-45659はランサムウェア利用としてCISA KEV情報が更新されたと報じられました。PoC公開後の武器化が速く、オンプレミスSharePointでは更新済みかだけでなく、machine key、Webshell、アプリケーションプール配下のプロセス、管理者列挙、BCS設定を確認する必要があります。侵害サーバーは鍵交換または再構築を検討します。

DeadLockの分散型恐喝インフラ

Microsoftの観測として報じられたDeadLockは、Polygonブロックチェーンを構成情報やリークサイト運用に利用し、インフラ遮断への耐性を高めています。防御側はドメインやIPの遮断だけに依存せず、実行挙動、資格情報アクセス、暗号化前の大量読み取り、バックアップの無効化、異常なブロックチェーン関連通信を検知できるように注力する必要があります。

本コラムについて

インターネットセキュアサービス㈱(以下、ISS)が提供する攻撃キャンペーン情報は、全ての攻撃キャンペーン情報を対象にせず、ISSが独自の判断で掲載しております。
また、記載内容は全てを保証するものではありません。
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